どうもわきたです。
いきなりですけど、
あなたは
ストレスをうまく発散できていますか?
というか・・・
ストレスが溜まってるかどうか分かってますか?
言い換えると
自分がどんな状態なら
ストレスが溜まっていると言えるか?
という明確な基準
を持っていますか?
なんか、みんなのストレスの話を聞いていると
「自分のストレスなんて大したことないんだな・・・」
「頑張り足りてないんだろうな・・・」
とか思ってしまうのは、
実はあなただけではないんです。
「ストレスは生活の「ゴミ」です。 全員が生成しますが、しっかり処分しないと、堆積してあなたの人生を支配してしまいます。」
– ダンザイ・ペース(イタリア人アーティスト)
というような言葉もあったりしますが、
ストレスを正確にとらえた上で、それをうまく処理していく
っていうのはいわば家のゴミと同じように溜まっていって
いつの間にかゴミ屋敷になっている・・・
流石にゴミ屋敷には住みたくないですよね・・・?
ストレスを扱うのが下手な人のリアルな例を挙げると、
月〜金で死ぬ気で働き
週末にぶっ倒れてしまい、
ベッドやソファから終日、動けなくなる人。
2〜3ヶ月でなぜか仕事を転々としてしまう人。
相談を受けていると現実にそんな発達の人がたくさんいました。
今回の話を聞いた上で、ストレスをうまく扱えれば
土日を有意義に活用できて、
仕事も数年続けることができるようになる
ためのきっかけを掴めるかもしれません。
『普段は気にならない子供の声
を聞くだけでイライラしてくる状態だったんです。
でも、自分にとってのストレスが何かを掴めて
カフェでゆっくり本を読む時間をとったりしながら
ストレスコントロールをすると、また雑音(ノイズ)などへの
耐性が元に戻ってイライラしなくなりました』(クライアントのAさん)
この例からも分かるとおり、
ストレスのコントロールには、実は
「まず把握する」
というのがとても重要になってきます。
今回の記事では「まず把握する」ところから
ストレスについて解説していきます。
ぜひ、何度か読み込んで役立ててみてください。
ストレスの感じ方は人それぞれ
さて、なかなか掴みどころのないストレス・・・
なんですけども。
今更いう必要もないんですが、
ストレスの感じ方は人それぞれなんです。
- イライラをストレスと捉える人もいれば、
- 蕁麻疹が頻繁に出るのをストレスと捉える人もいるし、
- お腹がチクチクしがちなのをストレスのサインとする人もいます。
だから、最終的にはストレスかどうかっていうのを自分で決めつける必要があります。
『これってストレスなんだろうか?』
と思うことがあると思いますが、
「いや他の人はもっとすごいしんどそう
だったから、あれくらいしんどそうなのが
ストレスなのであって、
自分のはストレスとか
そんな大それたもんではないだろう・・・」
と考えてしまって、ストレスを放置してえらいことになってしまうんですね。
発達障害の人にとっては、ストレスがあると「決めつける」ことがとても重要です。
ここまできてやっとストレスを「まず、把握する」ができたわけです。
「まず、把握する」ができてないと、
ストレス発散・解消のスタートラインにも立てないんですね。
自分にとってのストレスはこういう状態!
ということを決めつけられたので、
やっとスタートラインに立つことができました。
では次に、
どのように処理(ストレス発散・解消)していくのかを見ていきます。
特性の解説「切り替えが苦手」
ここからはストレス発散・解消のやり方に移るんですが
その前にまず、、
発達障害の特性を踏まえておく必要があるので、
特性について解説していきます。
発達障害の人はめちゃくちゃ切り替えが苦手です。
心配事がある時に、考えてもしょうがないと思いつつ
ぐるぐると考えてしまったり、
普通にお風呂に入るのが嫌だったり、
朝、玄関を開けて家を出ることにものすごいハードルを感じたり・・・
みたいなことはこの切り替えの苦手さからきていることが多いです。
ストレス発散モードにうまく切り替えるためには?
切り替えのポイントとしては、
空間を変える/明確に時間をとる
という二つが大切です。
こたつでYouTubeを見るとかは、
空間も場所もいつも過ごしているのと同じなので
ストレス発散・解消する!という気持ちに切り替えられず
効果が薄くなっちゃいます。
発達障害の人は何をするにも、
『ながら』でやらないのが大切です。
何かをするときに、空間を変える/明確に時間をとる
ストレス解消のためのおすすめ行動例
というような特性を考慮していくと、
例えば次のようなストレス発散・解消方法がおすすめになります。
- スパへ行く
- テニスをする
- ○○館(美術館、博物館、水族館など)へ行く
- 宿に泊まる
- 観劇・ライブ鑑賞
具体的なストレス発散・解消のためのフローチャート
最後に、
ストレスコントロールについて、
流れをおさらいしていきます。
流れとしては次のようになります。
①この状態はストレスが溜まっていると決めつける
②ストレス解消のための時間を取る
③ストレス解消のための場所を設定する
④ストレス解消のための行動を取る
最も大事なのは①です。
まず自分がストレス溜まっているんだと自覚することから
全てが始まるので、
自分に厳しくせず、適切に“自分という家のゴミ”を出していきましょう。
今回は以上です。
お読みいただきありがとうございました。